KantanBay BVE Memo

かんたんのゆめのBVE関係の更新情報・製作メモ

風景を作り込まなくても路線の完成度を上げる方法

最近のBVEのトレンドとして風景を作り込むというのがあるのですが、やはり実際やろうと思うとそれなりに大変です。遊ぶ側としては「風景ないとかクソ」という声も多いんですが(以下酷い言葉が並んできたので自粛削除)

で、風景無しの路線は昔から「GM」(グリーンマット)という愛称もつけられてきました。今回はそんなGMな路線をちょっとした工夫で完成度を上げてみよう、という記事です。

そもそも風景をやる前にやった方が良いのではと思っていることなのですが、それは「線路回りの施設・標識類を設置する」ことです。
BVE5になって(もう何年だと思いつつ)大画面でBVEを楽しめるようになり、細かい置物でも立派なアクセントになるようになりました。このような小物は一つ作れば何度でも使い回せますし、画面の密度が上がって見た目も良くなります。

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この画像では「距離標」「曲線標」「勾配標」「曲線標識」「特殊信号発光機」等を追加しています。また、信号・電柱等の柱も標準の物からちょっと作り込まれた物に変更しています。

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特に距離標についてはこのようにRepeaterで簡単に全線に設置出来ますし、設置しておくと制作時の位置把握にも便利です。

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また、各標はきっちり現地と同じ位置に置くことにこだわる必要は無く、このように各構文と同じ位置に置いてしまっても大丈夫だと思います(どうせ地元民しかわからんし)
※勾配標と構文がズレているのは勾配標の位置を元に縦曲線を計算しているためです。

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エアセクションも簡易的なものなら難しくないので是非設置しましょう。単調な景色が続いてしまう場合のアクセントにもなります。というか運転上もこの部分は加速停車禁止だったりするのでちゃんと設置すべきなんですが…

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構文例。セクションの所で架線柱を二重にして、架線を新しく1本追加して架線柱とつなぐだけでも充分それっぽく見えます。要は雰囲気です。

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また、準風景として沿線の木々やフェンスを設置するのも良いでしょう。というかこれも沿線の建物を置く前に設置すべきものですが…

というわけで、これらのストラクチャを整備するだけでもかなり完成度は上がります。風景作り込むまでは厳しいけどもうすこし完成度を上げたい…という方は是非試してみてください。

主要な標識ストラクチャはなごこも(Nagoya_common)に入っているほか、距離標・曲線標・勾配標などは自前でもフリー素材として公開しています。是非お使いください。

 

kty-bvememo.hatenablog.jp

 線形含めてこのあたりは路線の「地盤」になるものです。建物をいっぱい建てて見た目を良い感じにしたい!という思いも分かりますが、まずは地盤を固めましょう。建物を建てるのはそれからです。