こんな風になってしまうやつです。これはPNGファイルの透過部分に問題があるために起きる「色漏れ」が原因です。
この対策については「LiniarFilterTool」というツールで簡単に対処出来ます。
使用方法は難しいことはなく、単純にPNGファイルをドロップするだけで自動的に処理してくれます。
対処後。境界線の枠が消えました。
この現象は運転台などでもよく起こるのですが、同じようにこのツールで削除可能です。
▼端に出てくるノイズはまた別の原因があるのでこちらを参照ください。
旧バージョンからBVEコンバーターで変換した際に起きやすい症状として、ストラクチャ透過部分が後ろのストラクチャにまで影響を及ぼす現象がある。
特に地下鉄などの夜間路線には深刻な問題で、ちらちらと明るい場所が見えてよろしくないものである。
一応この問題については、以下の方法で対処はできる。
描画がおかしいストラクチャの元CSVファイルを開いて、CreateMeshBuilderで定義している面を遠くの順番から書いていくように並び替える。
要するに、さっきのストラクチャであればこのような順番にCreateMeshBuilderを並び替えていく。
その後、また全部をコンバーターで変換するのも大変なので、みかんごーごーで公開されている「ストラクチャコンバーター」を使用して該当ストラクチャのみを変換、出来上がったXファイルを上書きする。
また、同サイトで公開されている「ストラクチャビューワ」では、CSVファイル表示の時点でこの現象が再現されているため、修正がおこないやすい。(CSVファイル専用のビューワも公開されている)
これで完成。
ある程度自動化できる可能性はあるが、現状はこれを手作業で行うしか方法なさそう。
なお、Repeaterが複雑に絡む場所ではどうしても治らない場所もある。可能であれば透過させるよりは切り取ってその形にしてしまった方が良い。
▼メタセコイアでのやりかた
BVE5はWindows10でも動くのは動くのですが、環境によっては動かないという話もあります。その対策についてまとめてみました。
何か他にもあれば追記します。
▼DirectX End-User Runtimes (June 2010)をインストール
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=8109
▼BVE5で画面が真っ暗になるときの対処法
「曲線標」「勾配標」「距離標」ストラクチャをセットにした「基本線路標ストラクチャセット」を素材として公開します。
2011年に個別に公開していたものだったんですが、埋もれまくってたのでまとめて再整備しました。
距離標に四国仕様など一部の丙型がないのですが、大きさが不明のため作れません。
とりあえずな公開に付き説明書などはないですが、ただのGM路線でも置くだけで賑やかになりますのでうまいこと使ってください。
http://kantanbay.org/bve/data/RailwaypostSet.zip
トンネル入ったら対向列車の音量が変わるようにした(音だけの列車を走らせてトンネル回りだけ距離を離す) #BVE pic.twitter.com/auTbYXFJnL
— NT/fiv (@ntfiv) 2016年6月10日
音の方にもストラクチャ付けるとこんな感じになった… pic.twitter.com/9qTWFFwGry
— NT/fiv (@ntfiv) 2016年6月10日
ストラクチャが走行するTrackと音だけが移動するTrackを別々に分け、トンネル部分で音のTrackだけ大きくずらすと擬似的に壁の向こうの遠くなった音を再現できます。
ただ、対向Trackが頻繁に動くと結構面倒なので、見えない範囲で線路ごと曲げてしまうのも手かも知れない。
BVE5のストラクチャとして使用されているXファイルの中身は実はテキストファイルです。そのため、テキストエディタを使えば(複雑なものでなければ)ちょっとしたサイズ変更や色修正・テクスチャ変更なども可能です。
Xファイルをテキストエディタで編集することは可能とはいえ、旧BVEのCSVストラクチャとは違い直接中身を編集するような想定はされていないため、可読性については厳しいものがあります。
特に点と面の情報はすべて一つにまとめられてしまうので、複雑なファイルほど直接編集するのは困難です。
そんな中でも簡単に見つけられる情報が色情報とテクスチャの情報です。
●テキストエディタでテクスチャを変える
使用しているテクスチャのファイル名がXファイルの中にテキストで書かれていますので、テキストエディタ内で「.png」で検索をかければ該当箇所が出てきます。「TextureFilename」と書かれた場所がそれです。
テクスチャを変更する場合は単純にこのファイル名の部分を変更したいファイル名に書き換えればOKです。
ただし、テクスチャの貼り方を変えようとするのはちょっと難しいです。
●テキストエディタで色を変える
Xファイル中で「Material」で始まる以下のような数字の羅列のある部分が色関係の設定箇所となります。
一番上の行がR/G/B/Alpha(透明)の値で、それぞれ0~1で設定します。
詳細は次の記事で解説しているのでそちらを参照のこと。
●テキストエディタで長さ/頂点の編集
各頂点の情報は「Mesh」に書かれています。頂点情報が「x;y;z;」でそのまま記載されているので、形が複雑なものでなければそのまま修正出来るかと思います。
なお、形が複雑なものはPMXエディタを使うと分かりやすいです。
表題通り。
これだとRun音ごとにコメントの切替えが必要なので面倒だけど、includeにして別ファイルにすれば切り替えやすくなりそう。
また、変数は後に書かれた物に上書きされるので、コメントすら付けずに使う変数セットを一番最後に持ってくるという手もある。
変数名をさまざまな路線で共通化すると、この変数セットをコピペするだけで車両を他路線に持って行けるのでとても便利だと思う。
また、Run音だけでなく速度制限の切り替え等にも使える。