こういうのを作るためのメモ。
1.事前用意
・前面展望動画の用意
→各自なんとかする、ちなみにカメラで撮ったままのMP4でも読めました。
・字幕作成ソフトAegisubをインストール
ここからWindows/Full Installをダウンロード、インストール
言語選択でJapaneseを選べば大半が日本語になります。
・距離のテキストファイルを用意する
字幕作成ソフトでいちいち打ち込むのは面倒なのでExcelのオートフィルあたりで一気に作ってしまいましょう。
出来たらテキストファイルに保存します。
2.Aegisubに読み込む
Aegisubを立ち上げたらまず前面展望動画をドロップします
次に距離のテキストもドロップします。
たぶんこうなったはず。字幕入れの準備は出来ました。
3.字幕をつけていく
距離は読み込んでいるので、これを動画と同期させます。
コマ送りで調整しつつ入れる方法と、再生しながら音ゲーよろしくタイミングを合わせて行く方法があります。そんなに飛ばさない路線なら後者が楽かも知れない。
A.コマ送りで調整しながらやる
キーボードの「←」「→」キーでコマ送りが出来ます。「Alt」と同時で多めに移動。
距離標のところに来たら「Ctrl+3」(テンキーではないほう)を押します。これで字幕がその位置に設定されます。
距離を設定したら「↓」キーで設定する距離を次に移動します。これを忘れると同じ距離が何度も書き換わるだけになってしまいます…
このままだと距離字幕は一瞬しか表示されませんが、それは後で直すのでどんどん入れていきましょう。
B.再生しながらやる
再生ボタンを押すと動画が再生されます。その状態で上と同じく「Ctrl+3」を押すとその位置に設定されます。このときも「↓」キーを押すのは忘れずに…
なお間違えた場合は「Ctrl+←」で一つ前の距離に戻れます。
そんな感じで距離を設定していきましょう。がんばれ。
4.距離標が見つからない…
草に埋もれている、トンネル内で見えん、等で距離標が見つからないこともあります。とりあえずその場所は飛ばしておいて、あとで推測します。
推測はExcelを使うと楽です。まず時間になっているところをフレーム(Frame)単位に設定します。
分からないフレームの前後を打ち込んで、それぞれExcelのオートフィルで補完します。するとだいたいその付近のフレーム数値が出てきます。
加減速中はズレますが、そのあたりはうまいこと加味してください。
5.字幕を最適化する
さて、このままでは全部の字幕が一瞬で消えてしまいます。字幕が出る位置は設定しましたが終わる位置を設定していないためです。なので一気に設定します。
リストの字幕設定した箇所を全選択して右クリック「字幕の連続、各字幕行の終了タイミングを遅らせる」を選びます。
こうすると、現在の字幕を次の字幕位置までずっと表示するようになります。
あとこのあたりでフォントの編集が出来るので見やすいものに変えておきましょう。
単純に距離を入れるだけならこれで完成です。
6.字幕をアニメーションさせる(ちょっとややこしい)
Aegisubにはカラオケ的なものを制作出来る機能があります。歌詞に合わせて色が流れるやつですね。距離字幕をアニメーションすると、100m以下の把握がやりやすくなると言うメリットがあります。
例えば、等速で走っている場合、字幕の赤の位置が真ん中にあれば50mの位置と推測出来ます。(画像の場合124.050m)
これをやりたい場合、まず音声のやつの下にあるカラオケモードをONにします。
するとこうなるんで、
カラオケ欄?の数字の右側を右クリックしてカラオケタグ選択を出して「¥kf」を選びます。(少し省力化出来たので書き換えました)
で、こうなればOK、リストには太陽マーク?が付きます。
これを距離の分やります。めんどう。
やろうと思えば加速に合わせた位置にも調整出来ますが、めんどう。
LUAでスプリクト書けるみたいですが、そのあたりで省力化出来ないかなぁ…
おわり。