KantanBay BVE Memo

かんたんのゆめのBVE関係の更新情報・製作メモ

変数の応用① ~定型の構文セットを使い回す~

日豊線制作にあたって、出来るだけ作り進めやすいように構文の書き方をいくつか工夫してみました。
特に、踏切や架線など頻発するものについては、変数を組み合わせていろいろな場所にコピペして使えるようにしています。
いくつか例を紹介しますので自由に応用してください。

 

踏切設置セット

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踏切はこのストラクチャ構文のセットを踏切中心にコピペすれば設置できるようにしています。(青い部分が変数)
変数[$FML]に踏切の長さを設定すると、警報器遮断機などの一式を具合良い感じに置いてくれるようにしています。ちなみに[$FML/2 + 0.4]の「0.4」が警報器などの間隔を調整できる係数で、値を大きくすると踏み板から更に離れるようになります。

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架線調整セット

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BVE5でRepeater構文が出来て架線柱の間隔が正確に反映できるようになりましたが、架線柱と併せて架線の長さも変えないときれいに架線柱に追従してくれません。
そのため、変数[$kasenN]で間隔を代入すれば、架線柱の間隔と架線の長さ・間隔をいっぺんに変更できるようにしています。
ストラクチャーキーを「kasen30」「kasen35」のようにすることで、「Structure['kasen'+$kasenN]」という形にしてストラクチャ自体を間隔と一緒に切り替えることが出来ます。

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また、架線柱の間隔が頻繁に変わり、線路の本数も増える駅構内では、架線はRepeaterではなくStructureで配置しています。これにより架線柱を正確な位置に配置、かつ構文も見やすくすることを実現しています(5mで丸めてはいます)

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ちなみに線形、架線絡み、設備…といったように、距離順にばらばらと書いていくよりは同じような種類のものはまとめて一括で書いてしまった方が構文が見やすくなり、管理がとても楽です。(後から気づいたので日豊線ではバラバラになっている区間もあったりする…)


※後で曲線制限の切り替えを別記事で書きます。