KantanBay BVE Memo

かんたんのゆめのBVE関係の更新情報・製作メモ

看板みたいなのを量産出来るソフトを作りました

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※動画は開発時のものです。

 

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 上の看板のような「形は同じだけど書いてあること(テクスチャ)が違う」ようなストラクチャの製作支援ソフトを作りました。
 元になるXファイルと書き換えたい画像群を用意して一括でドラッグアンドドロップすると、それぞれの画像に書き換えたXファイルを生成します。
 複数のテクスチャを使用しているXファイルでは書き換えたい任意の1面を選ぶことも出来ます。

 詳細は同梱しているReadmeをご覧ください。

 ★ダウンロード

 

変数の応用① ~定型の構文セットを使い回す~

日豊線制作にあたって、出来るだけ作り進めやすいように構文の書き方をいくつか工夫してみました。
特に、踏切や架線など頻発するものについては、変数を組み合わせていろいろな場所にコピペして使えるようにしています。
いくつか例を紹介しますので自由に応用してください。

 

踏切設置セット

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踏切はこのストラクチャ構文のセットを踏切中心にコピペすれば設置できるようにしています。(青い部分が変数)
変数[$FML]に踏切の長さを設定すると、警報器遮断機などの一式を具合良い感じに置いてくれるようにしています。ちなみに[$FML/2 + 0.4]の「0.4」が警報器などの間隔を調整できる係数で、値を大きくすると踏み板から更に離れるようになります。

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架線調整セット

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BVE5でRepeater構文が出来て架線柱の間隔が正確に反映できるようになりましたが、架線柱と併せて架線の長さも変えないときれいに架線柱に追従してくれません。
そのため、変数[$kasenN]で間隔を代入すれば、架線柱の間隔と架線の長さ・間隔をいっぺんに変更できるようにしています。
ストラクチャーキーを「kasen30」「kasen35」のようにすることで、「Structure['kasen'+$kasenN]」という形にしてストラクチャ自体を間隔と一緒に切り替えることが出来ます。

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また、架線柱の間隔が頻繁に変わり、線路の本数も増える駅構内では、架線はRepeaterではなくStructureで配置しています。これにより架線柱を正確な位置に配置、かつ構文も見やすくすることを実現しています(5mで丸めてはいます)

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ちなみに線形、架線絡み、設備…といったように、距離順にばらばらと書いていくよりは同じような種類のものはまとめて一括で書いてしまった方が構文が見やすくなり、管理がとても楽です。(後から気づいたので日豊線ではバラバラになっている区間もあったりする…)


※後で曲線制限の切り替えを別記事で書きます。

日豊本線制作状況(2018/01)

 

 あれからまた時間がたちまして、どうなっとんじゃオラァ的な問い合わせも出てきたので近況報告です。

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まぁ進んでいる気はします。
というか自線形自体は完成させましたので、駅回りを中心に味付け中です。
どの程度までどのように作り込むかもだいたい固まりました。
西大分駅は地元のおじさん(34)もニッコリな出来になりつつ。

まぁ出来ている場所だけ見せればはよ公開しろやとなると思いますが、踏切とかまだ作ってない小物とかも多いのでもうちょいかかります…車両も調整しないと…

時期の明言はしませんが、出来るだけ早く公開できるようには努めたいです。

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ようやく見えてきた上がった先。高架化から10年経過してようやく完成できそう…

BVE2時代のストラクチャをグレードアップする

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ちまちまと日豊線のBVE5リニューアル&延伸を進めています。

線形は変換ではなくゼロから引き直しているのですが、さすがに時間の関係でストラクチャはBVE2版の流用を考えていました。
しかし、改めて単体で眺めてみるとテクスチャの解像度が低かったり、細かいところが面倒でだいぶ省略していたりと、BVE2の頃の画面では問題なかったのですが、BVE5の大画面で見るとちょっと見るに堪えないところも出てきました。
しかし、一から作り直すのも大変…、ということで、次の方法でXファイルを元にグレードアップを計っています。

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JR四国 2000系気動車beta版公開(運転台無し)

このデータをベースにして気動車プラグインにも対応したものがBVE四国家より公開されていますので、基本的にはそちらをご利用ください。

 

bve-shikokuke.geo.jp

 

 

 

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※11/3 20:35 小修正しました(抑速ブレーキの追加)
修正パッチダウンロード

四国の特急形気動車2000系です。運転台なしの暫定beta版です。
今後実車調査やN2000も制作したいと思っています。

・暫定版のため運転台はありません。
・一部音声がありません。(過去録音を漁ったけど使える音がなかった)
・性能は加速性能は合わせましたが、まだ細かい実車調査はできていません。

 

ダウンロード(9MB)

  対応路線:瀬戸大橋線、りょう@松山市予讃線(要変換)など

 

§Vehicle対応表
 ntfiv\train\JRS2000\Vehicle.txt : 3両編成
 ntfiv\train\JRS2000\Vehicle7M.txt : 7両編成

 

f:id:ntfiv:20171103204621p:plain 曲線通過速度は次の通りです

 

アナウンスなどのノイズを簡単に軽減する方法

ちょっと諏訪からの帰りに予土線取材してきました。あいにくの雨でしたので散々でしたが・・・

まぁ逆方向だけどアナウンスを録ってきたので、それが使える感じなら良いかな・・・

エンジンうるさいね。まぁ気動車だからね。

というわけで、このアナウンスに混じったエンジン音を軽減してみましょう。
できるの? 出来らあっ!

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風景を作り込まなくても路線の完成度を上げる方法

最近のBVEのトレンドとして風景を作り込むというのがあるのですが、やはり実際やろうと思うとそれなりに大変です。遊ぶ側としては「風景ないとかクソ」という声も多いんですが(以下酷い言葉が並んできたので自粛削除)

で、風景無しの路線は昔から「GM」(グリーンマット)という愛称もつけられてきました。今回はそんなGMな路線をちょっとした工夫で完成度を上げてみよう、という記事です。

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基盤地図情報をBVEに持ってくる(上級者向け)

※かなり上級者向けです、それぞれのソフトの細かい説明は省きます
※そのまま使おうとする場合は各所に申請が必要になります

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基盤地図情報とは、めっちゃ平たく言えば「電子地図」です。データーの地図なので形式を最終的に.Xに変換すればBVEに持ってこれるのではないかと試行錯誤してみました。

ただ、基盤地図情報の線路は割とカクカクに出来ていることもあり、すでに作ってある物に合わせようとすると相当に大変です。
また、そのまま書きだしてもBVE特有の原点をある程度離れるとストラクチャが消える現象により、工夫しないと使えません。あとめっちゃ重くなる。

結論:個人的には思ったよりは使えなかった。

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